Chef’s Profile
山田宏巳(やまだ ひろみ)

1953年 東京生まれ
1985年 フルオープンの劇場型キッチンを配した伝説のイタリアン、原宿「バスタパスタ」の初代総料理長に就任した山田は、“理論のフレンチより勢いのイタリアンがカッコイイ”を形で魅せ、イタリアンブームを牽引。その店からは「カノビアーノ」植竹シェフをはじめ、「クラッティーニ」倉谷シェフ、「リストランテ濱崎」濱崎シェフなど、多くの人気シェフが巣立っていることからも、その人望と鬼才ぶりがうかがえます。
波乱万丈な人生を経験しながらも、シェフは這い上がります。
1994年 「料理の鉄人」に山田は彗星の如く登場、中華の鉄人・陳建一とのキャベツ対決で見事勝利し、一躍時の人に。
1995年 南青山に「リストランテ・ヒロ」をオープン、総料理長に就任。代官山や銀座、丸の内他、どの支店も全てヒットさせます。
1999年 イタリアのガンベロ・ロッソで「今年の料理人」に選ばれ、メインディッシュを担当。
2000年 沖縄サミットではイタリア首相の専属料理人を務める。
2009年 シェフが目の前で料理しておもてなしする「ヒロソフィー」を銀座にオープン。安倍首相やサッカーアルゼンチン代表リオネル・メッシなど多くの著名人が訪れる店としても話題となりました。
そして2018年春 「テストキッチンＨ（エイチ）」をオープンさせ、料理人としての集大成をここに注ぎ込みます。